政 策

大田区は東京湾と多摩川に臨み、晴れた日には富士山が見えるなど、都内でも自然環境に恵まれています。また、羽田空港が32年ぶりに再国際化され、多くの外国人も行き来するようになりました。
こうした天の時、地の利を生かし、千客万来のワクワクするようなまちをつくりたい、と願っています。

一方、大田区は、こうした「自然」や「国際空港」のほかに、「文化」という別の顔をもちます。例えば、大正末期から昭和初期にかけ、馬込から山王地域には尾崎士郎や徳富蘇峰など多くの文士、芸術家が集り、いつの頃からか「馬込文士村」と呼ばれるようになりました。現在でも、多くの文学愛好者や観光客がこの地を訪れ、大田の文化の一大発信地となっています。

急激な少子高齢化と長期化する不況により、将来不安が拡大していますが、区民の皆様が、いつまでも、いきいき・ワクワク・安心して暮らすことができるよう、以下のビジョンの推進に本気で取り組んでまいります。

 

  • 羽田空港の跡地を経済・文化・ファッション等の発信地に
  • 蒲田、大森駅周辺の再開発を進め、若者が集うまちへ
  • 東急蒲田駅と京急蒲田駅を直結する「新空港線」の整備促進
  • *区外住民や外国人観光客が“大田めぐり”しやすい環境を整備
    (例)日英中韓4ヶ国語併記の案内板の設置、駅前案内の充実、携帯端末の貸出、観光ルートを巡るコミュニティーバスの運行など
    *ご当地「B級グルメ」や「温泉・銭湯」を積極発信。「昭和」やアジア風情漂うまちづくりも


 

  • 食育の観点から学校給食の無償化をめざします
  • 待機児童解消に向け保育園の増設、グループ保育(注1)の拡大
  • 地域で学校を支える仮称「スクールサポート大田」の推進
  • 幼児期から成人にいたるまで一貫して支援を行う「発達障がい者支援コーディネーター」の配置


 

  • 子宮頸がんワクチンの接種費用の公費助成の実現
  • 若者の就労支援のため、トライアル雇用(注2)を推進
  • 安心の“出会いの場”提供など行政による「婚活」支援
  • 区内施設の利用料を割り引く「青春応援券」を実現


 

  • 手頃で良質な賃貸住宅や公的住宅の提供促進
  • 特別養護老人ホーム、老人保健施設、グループホーム等の増設
  • 独り暮らし高齢者の安否確認体制の整備
  • 障がい者総合サポートセンターの早期実現


 

  • 羽田空港と臨海副都心とが一体の「国際モノづくり特区(注3)」を実現
  • 中小企業のアジア市場への展開を支援
  • モノづくり工場の集積と工場アパートの建造
  • まち工場と大学等が一体となった新製品開発を支援




注1:区の研修を受けたお母さんと保育士らが、自宅で乳幼児を預かるのが「保育ママ」制。グループ保育は、複数の保育ママが一カ所に集まることで、より多くの乳幼児を受け入れる。

注2:ハローワークや学校等の紹介で一般企業に短期間雇い、雇われること。原則3ヶ月間で仕事をしていく上で必要な指導をうけ、以後、正社員としての移行をめざす。

注3:経済発展のために法的、行政的に特別な地位を与えられている地域。具体的には、規制緩和、税制優遇、金融支援などを通じて、大手企業や外資系企業を誘致する。